新卒の歯科衛生士として就職活動を控えている学生のみなさん!
皆さんにとっては、面接に対する不安は大きいのではないでしょうか。
不安を解決するには、「院長や採用担当者がどのような考えで面接をしているのか」を知ることが大切です。
「アピールできる志望動機ってどんなの?」
「どうすれば面接の印象がよくできるの?」
学生の面接で院長が評価しているポイント
シカカラが歯科医院の院長や、採用担当経験者から聞いた、面接で学生を評価しているポイントについてみてきましょう。
新卒は特に仕事への姿勢が大事
院長が新卒に求めること
- 向上心、学習意欲が高い人
- 嫌な顔をせず素直に取り組む人
- 仕事が丁寧な人
- 自発的に行動できる人
新卒のうちは歯科衛生士としての技術も高くないですから、技術よりも『人間性』だったり『仕事への意欲・姿勢』が重視されるようです。
院長や採用担当者は、あなたの話を聞く中で、
「具体的に自分の出来ていないところを分析して教わったり練習したりできる人か」
「注意や指摘に反発せず素直に受け止められる人か」
といった、あなたが働いてからどのような仕事への取り組み方をする人なのかを判断して評価しています。
また、技術の高さや早さは経験を積めば自然とついてくるから、「丁寧な仕事をする人がいい」という考えもあります。
自分の努力や考え方が具体的に伝わるエピソードを織り交ぜよう!
- どのように考えて実習に取り組んでいるか
- 苦手なことについてどう努力をしたのか
- 注意を受けたときにどう受け止めるようにしているか
コミュニケーションがとれているかが良い印象を勝ち取る鍵
良い印象になるポイント
- コミュニケーション力がある人
- マナーが良い人(挨拶ができる、常識がある等)
- 理解力がある人
- 仕事に積極性が感じられる人
- 自分の方針(医院の方針)に共感してくれる人
院長や採用担当者が「この人は印象がよかったな」と思うのは、「コミュニケーションがちゃんととれている」と感じる時が多いようですね。
いくつかポイントをあげていますが、すべて「コミュニケーション」につながると言えます。
「コミュニケーションがとれているな」と相手が感じるポイントとして、第一に「目を見て挨拶や話をする」ということが大切です。
さらに「質問の意図に合った回答ができる」、「会話のキャッチボールが続く」ということができることで、「こちらの話を理解して聞ける人だ」、「受け身ではなく自分なりの考えを持って話を聞こうとしてくれているな」ということが伝えられます。
「伝える」意識を大切にしよう。
- 目を見て話す、相槌を打つ等を意識する。
- 「はい/いいえ」だけで終わらせず、もう一歩踏み込んだ回答を考える。
あなたは大丈夫?無意識にやりがちな不採用につながる行動とは
緊張していると、普段はできているのに急にできなくなったり、無意識のうちに印象を下げる行動をしてしまうことがあります。
事前にポイントを押さえて気をつけられるようにしましょう。
不採用になりやすい人の特徴
- 表情が暗い、声が小さい
- 医院情報を事前に調べていない
- 現スタッフと上手く付き合えなさそう
- 質問がない、自分から話をしない
- 条件ばかり見ている(給与、残業時間など)
こうして見ていくと、評価されるポイントと対称的な点が多そうです。
「暗い、声が小さい」、「質問がない、自分から話さない」などは、マナーやコミュニケーションをとろうという意思が欠けているように受け取られてしまいます。
また、条件面ばかりを聞いたり志望動機であげたりすると、「お給料が高ければどこでもいいのかな」、「スキルアップの意欲がないのかな」と思われかねないので気をつけましょう。
こればかりは自分を偽って合わない人達と働くのもよくないので、無理にごまかす必要はないと思います。
しかし自分を曲げないような態度や言動は「協調性がない人だな」と思われてしまうので、質問内容によって柔軟な姿勢を見せられるといいですね。
受け答えがしっかりできれば「緊張してもコミュニケーションはちゃんととれる子だな」と理解してもらえますよ。
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