みなさんは、歯科衛生士国家試験に向けて、日ごろどれくらい勉強していますか?
「自分に合う勉強法がわからない」
「勉強しているのに模試の結果が伸びない」
そんなお悩みを聞くことがあります。
覚えやすい覚え方、効率のいい勉強法はあるのでしょうか?
歯科衛生士の国試対策に悩んだら…おすすめの勉強法5選
まず、「歯科衛生士国家試験に合格する」という大きな目標を達成するために大事なのは、毎日少しずつの積み重ねです。
国試直前には、学校での授業も終わり、自宅学習になる方がほとんどだと思います。
その時に、勉強の習慣が身についていなければ貴重な時間を持て余してしまうことになります。
ただし、「毎日〇時間勉強するぞ」と決めても、バイトや友達とのご飯でできない日もあるでしょう。
「1日〇時間」の目標にこだわってしまうと、「1週間に3日間だけ」「土日だけ」というように、日数を減らしていかなくてはならなくなります。
それでは習慣になりませんよね。
はじめのうちは1日たったの10分でもいいので、勉強を習慣化させましょう。
とはいえ、1日10分の勉強が本当に役に立つの?10分で何が勉強できるの?と思うかもしれません。
勉強を続けるにも、結果がついてくるかわからないのでは、モチベーションを保てませんよね。
ここでは、10分だけでも効果が出て、取り組みやすい方法法を中心に、おすすめの勉強法をご紹介していきます!
1.間違えた問題の「答え」を目につきやすいところに貼っていく
「答え」だけをメモにすることで、「何の問題だったっけ?」と問題の「内容」までしっかり覚えることができます。
また、勉強のやる気が出ないときも、間違えた問題の答えをひたすら付箋などに書き出していく程度なら苦にならないと思います。
お気に入りの付箋などを使って、気分転換を兼ねて作ってみるといいのではないでしょうか。
そして、家の中の目につきやすいところにどんどん貼っていきましょう。
毎日少しの勉強を積み重ねるのと同じで、「目に入る回数を増やす」ことで、覚えにくいことも記憶に残りやすくなります。
トイレのドアや壁、冷蔵庫、パソコンやテレビの画面など…
自然と目に入る回数が増えるだけで、1つ勉強時間を効率化させることができますよね。
2.おすすめな覚え方!インプットするなら夜!
人間は眠っている間に記憶が整理されるため、暗記などは寝る前にするのがおすすめです。
特に午後10時~午前2時は頭が休まり記憶したものを取り込みやすい時間帯です。
器具の名前を覚えたり、まとめノートを見返すなら寝る前がいいですね。
ちなみに、朝は脳に疲労がたまっていないので、集中しやすい状態です。
特に午前4時~午前10時の間は集中力も増すので、問題を解いたり、まとめノートを作ったりと「アウトプット」していくのがおすすめです。
記憶して忘れて記憶して…と同じことを繰り返さないように、時間帯を意識して効率的に勉強を進めていきましょう。
3.まとめノートを作らなくても書くだけで覚えられる!
綺麗にまとめノートを作っている学生の方も多いと思います。
でも、まとめノートを作るには結構時間がかかりますよね。
「ノートをまとめるのが苦手…」
「まとめノートを作る時間がない」
そんな方におすすめなのが「青いボールペンでひたすら書く」方法です。
青色にはセロトニンという幸せを感じるホルモンを分泌させる効果があるそうです。
書き間違えても気にしない!書き進めていきましょう。
誤字を直すことで、その分勉強していたことが止まってしまうので、気にせず書き続けてください。
シカカラに在籍している歯科衛生士にも、まとめノートは作らずにひたすら書いて覚えたよ!という人がいるので、まとめノートを作るか悩んでいる方は試してみてください!
4.とりあえず声に出して読む
どうやって勉強しようかな…と悩んだらとりあえず教科書を音読してみましょう。
机に向かう気分じゃなくても、音読ならどこでもできますよね。
ソファに座ったまま、バランスボールに座りながら、など、リラックスしたまま勉強できちゃいます。
この記事を書いている私も、大学受験の際、苦手な日本史はバランスボールで遊びながら教科書を音読していました(笑)
実際、模試では5割だったのが、センター試験では8割とれるまで伸ばすことができたので、本気でおすすめします!
ここで大事なのは繰り返し音読すること。
数ページに絞って、とにかく何度も読みましょう。
1度では理解できなかったことも、数回読み返すことで理解できるようになってきます。
5.朝ごはんは抜かずにしっかり食べる!
朝ごはんを毎日摂っている人は、勉強に必要な「集中力・記憶力」を高めることができると色々な研究結果として実証されています。
食事をすることで脳へブドウ糖が行きわたり、頭の回転に良い影響を与えます。
しかし、ご飯を食べてすぐは、消化のために胃に血液が集中してしまうので、余裕をもって朝食を摂るようにしましょう。
午前の授業は、集中力を高めやすい時間帯です。
復習を効率よくするためにも、授業中に理解を深められる状態をつくっておくこと!
朝早く起きるのが苦手な人は、夜更かしをやめましょう。
夜遅くに勉強する習慣がついてしまうと、国試直前に生活リズムが戻せずに、万全の状態で本番に挑めなくなってしまいます。
まとめ
ここでは、悩んだ時に勉強を続けやすくする方法をご紹介しました!
「やる気が出ない」
「何から手をつけていいかわからない」
と、勉強を始めることをためらっている方は、どれか一つ、この後すぐに試してみてください!
「勉強した気になって終わってはいけない」とは言いますが、まずは何でもいいから始めてみないと「また今日も何もできなかった…」と落ち込むばかりです。
勉強の始め方にルールなんてありません。
自分なりの勉強法を見つけてもらえればと思います。
ここでの勉強法を試して、勉強が習慣化できたら本格的に国試対策を意識した勉強法に移行しましょう!
合格するために大切な国試対策をご紹介しています。
>>歯科衛生士国家試験に合格する!効率的な5つの国試対策