今回は就活中の歯科学生さんへ、より良い歯科医院を見つけるための見極め方をお教えします!
「良い歯科医院」か見極めるポイント
一般的に制度が整っている歯科医院は「良い」と評価されやすいです。
主に「教育体制」「産休育休制度」「退職金制度」が整っているところは働きやすく人気が高い歯科医院です。
ここでは、制度の中身を確認するためのチェックポイントをご紹介します。
「教育体制」が整っているところ
<確認ポイント1>
何年目の歯科衛生士がいるのか
歯科衛生士の先輩が常勤でいるのか
同じ歯科衛生士業務でも歯科医院によってやり方や業務の流れは違います。
現場を理解し、慣れている歯科衛生士がいると、自分が困ったとき頼りになります。
最低でも1年以上努めている先輩だと安心できます!
先輩歯科衛生士が非常勤だと一緒になる機会が少なく頼れないときも出てくるので、毎日一緒に働ける常勤歯科衛生士を見つけましょう。
<確認ポイント2>
具体的な教育方針はあるのか
「マニュアルに添って教育する」ことも教育なら「困ったときその都度教える」ことも教育です。
教育制度の中身も歯科医院によって違ってくるので、自分がどこまでの教育を求めるのか整理しておきましょう。
カリキュラムまで用意されている歯科医院は少ないですが、新卒歯科衛生士の成長できる職場作りに力を入れている歯科医院は安心できます。
※某クリニックの教育制度について3つご紹介します。
産休と育休制度があるところ
女性が働く職場として「産休・育休」に理解があるところは高く評価されています。
求人票には当たり前のように記載が入っている「産前産後休暇」「育児休暇」ですが、実際は周りの理解がなく辞めざるを得ない歯科医院もあるので注意していきましょう。
<確認ポイント1>
「産前産後休暇」「育児休暇」の実績はあるか
過去実績がある歯科医院は院長先生の理解がある証拠です。
過去取得者の人数、現場スタッフの理解も聞いておくと、自分が妊娠をした時も必要以上の気を遣わず働くことができます。
<確認ポイント2>
産休や育休から復帰後、非常勤や時短の相談もできるか
職場復帰ができても、仕事と家庭の両立ができなければ続けることが難しくなります。
復帰時の人員状況にもよりますが、雇用条件について相談ができる歯科医院は働きやすい職場として人気が高いです。
退職金制度があるところ
一般企業でも退職金制度を完備している会社は少なくなってきました。
歯科業界は、個人経営が多く社会保険制度などまだまだ福利厚生が整っていない歯科医院がたくさんあります。
そのなかで「退職金制度」がある歯科医院は長く働きたいと思っている歯科衛生士にとって嬉しい制度です。
院長先生が働いてくれたスタッフのことを考え用意した制度でもあります。
歯科医院の求人情報に「退職金あり」と記載があれば「退職金制度」があります。
求人情報をよくチェックしてみましょう!
自分の中で働きやすそうな歯科医院を見つけよう!
なるべく、長く働ける歯科医院を皆さんは探していると思います。
今回はより良い就職先について3つポイントをあげさせていただきましたが、自分の中でこれだけは譲れない!というものがあればそちらも追加して就職先を考えてみるのも良いと思います!
たくさんの歯科医院を見て、見学して、どこが自分に合っているか確認するのが大事です。