生後1か月の乳児。哺乳困難を主訴として保護者と来院した。診察の結果、舌下部に潰瘍が認められた。口腔内写真を別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。

a Koplik〈コプリック〉斑
b Bednar〈ベドナー〉アフタ
c Riga-Fede〈リガ・フェーデ〉病
d Blandin-Nuhn〈ブランディン・ヌーン〉嚢胞
第33回歯科衛生士国家試験
午前問題 57
解答・解説
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解答・解説
【解答】
c
【解説】
×a Koplik〈コプリック〉斑は麻疹が原因で生じる頬粘膜の異常である。
×b Bednar〈ベドナー〉アフタは異物擦過が原因で生じる乳児の口蓋部に出現する潰瘍である。
〇c Riga-Fede〈リガ・フェーデ〉病は先天歯が原因で生じる舌下部の潰瘍である。
×d Blandin-Nuhn〈ブランディン・ヌーン〉嚢胞は唾液腺に生じる嚢胞である。

