歯頸部に付着したプラークの模式図を示す。
①と比べて②で多い細菌の特徴はどれか。
2つ選べ。

a : 好気性である。
b : 内毒素を含む。
c : 糖発酵性をもつ。
d : タンパク分解酵素を産生する。
第32回歯科衛生士国家試験より
午前問題 21
解答
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解答
b , d
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解説
✕ a
歯肉縁上プラーク(①)と比べて歯肉縁下プラーク(②)で多い細菌の特徴は偏性嫌気性である。
〇 b
①と比べて②で多い細菌は歯周病原菌で、歯周病原菌はグラム陰性菌が多く、グラム陰性菌は内毒素〈LPS〉を含んでいる。
✕ c
②と比べて①で多い細菌はう蝕の原因菌が多く、糖発酵性をもつ。
〇 d
①と比べて②で多い細菌は歯周病原菌で、歯周病原菌はタンパク分解酵素〈プロテアーゼ〉を産生する。