歯科診療補助論

【歯科診療補助論】この介助の目的はどれか。

7歳の男児。口から食べ物がこぼれることを主訴として来院した。脳性麻痺と診断されており、食事中にむせがあるという。摂食嚥下指導で保護者に食事介助の方法を指導した。指導時の写真を別に示す。
この介助の目的はどれか。1つ選べ。

a : 舌の挙上
b : 顎位の安定
c : 誤嚥の防止
d : 咀嚼力の増強

第32回歯科衛生士国家試験より
午前問題 107

解答

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解答

b

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解説

✕ a
〇 b
✕ c
✕ d

脳性麻痺ではてんかん発作などの不随意運動がみられ、呼吸と嚥下の協調不全による誤嚥や窒息、異常パターンの出現や食べこぼしなどがみられる。
指導時の写真から顎位を支えながらスプーンを用いて食事介助の方法を指導しているため、顎位の安定が目的と考えられる。

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