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解答まとめ
この診療記録をSOAPに準拠して作成する場合、「O」に該当するのはどれか。1つ選べ。

a : ア
b : イ
c : ウ
d : エ
正解: c
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解説
✕ a
アは「S」に該当する。
✕ b
イは「S」に該当する。
〇 c
ウは「O」に該当する。
✕ d
エは「A」に該当する。
LeavellとClarkの予防概念の特異的予防でポピュレーションアプローチはどれか。1つ選べ。
a : 集団検診
b : 予防塡塞
c : フッ化物歯面塗布
d : 水道水へのフッ化物添加
正解: d
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解説
✕ a
集団検診は、第二次予防の早期発見・即時治療である。
✕ b
✕ c
これらは第一次予防の特異的予防に含まれるが、ポピュレーションアプローチではない。
〇 d
水道水へのフッ化物添加は、第一次予防の特異的予防に含まれ、ポピュレーションアプローチである。
口腔清掃の自立度判定基準〈BDR指標〉のうち、歯磨き状況の判定項目はどれか。
2つ選べ。
a : 認知度
b : 巧緻度
c : 習慣性
d : 効率性
正解: b , c
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✕ a
✕ b
自立度判定基準〈BDR指標〉で歯磨き状況の判定項目では、認知度や効率性は判定しない。
〇 b
〇 c
自立度判定基準〈BDR指標〉で歯磨き状況の判定項目では、巧緻度や習慣性を判定する。
Tongue Coating Index〈TCI〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
a : 舌表面を9分割する。
b : 4段階のスコアで評価する。
c : 舌苔の付着程度の評価法である。
d : TCIは80%以上を衛生状態不良とする。
正解: a , c
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〇 a
舌表面を9分割する。
✕ b
舌苔の付着程度を3段階のスコアで評価する。
〇 c
舌苔の付着程度の評価法である。
✕ d
TCIは50%以上を口腔衛生状態不良とする。
歯肉のマッサージを目的としたブラッシング法はどれか。2つ選べ。
a : フォーンズ法
b : スクラビング法
c : スティルマン法
d : チャーターズ法
正解: c , d
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✕ a
✕ b
毛先で歯面のプラークを除去するブラッシング法である。
〇 c
毛先を根尖方向に向けて歯ブラシを歯頸部に当て、歯頸部歯肉を圧迫しマッサージするブラッシング法である。
〇 d
毛先を切縁方向に向けて歯ブラシを歯頸部に当て、歯間乳頭歯肉を圧迫しマッサージするブラッシング法である。
79歳の女性。ベッド上での生活が主で、60歳代より慢性関節リウマチを発症している。日常生活の介助は同居の長男が行っている。
自分で車椅子に移乗し、排泄はベッドから離れて行うことが能である。
「障害高齢者の日常生活自立度判定基準」のランクはどれか。1つ選べ。
a : A-2
b : B-1
c : B-2
d : C-1
正解: b
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✕ a
A-2は、何らかの障害などを有するが日常生活はほぼ自立しており、独力で外出し隣近所へなら外出する。
〇 b
B-1は、屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ。車いすに移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う。
✕ c
B-2は、屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ。介助により車いすに移乗する。
✕ d
C-1は、1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要し、自力で寝返りをうつ。
27歳の男性。口臭を主訴として来院した。
官能検査で強い口臭を認めるが、齲蝕や歯周炎は認めない。初診時のガスクロマトグラフィー検査結果を図に示す。
ただし矢印は各成分の嗅覚閾値を示す。
適切な対応はどれか。2つ選べ。

a : 口腔清掃指導
b : 内科への紹介
c : 唾液分泌量の評価
d : 精神科の受診勧奨
正解: a , c
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〇 a
官能検査で強い口臭を認め、ガスクロマトグラフィー検査では硫化水素やメチルメルカプタンが閾値を超えているため、他覚的症状のある口臭と判断できる。口臭の原因は、口腔清掃状態が悪いことが考えられるため、口腔清掃指導を行うのが適切である。
✕ b
全身由来の口臭とは考えにくい。
〇 c
口臭の原因は、口腔内にあると考えられる。唾液分泌量の減少は自浄性の低下にもつながるため、唾液分泌量を評価するのも1つの方法である。
✕ d
他覚的症状のある口臭のため、精神科の受診勧奨を行う必要はない。
乳幼児の口腔清掃と開始時期の組合せで適切なのはどれか。2つ選べ。
a : 10か月 ── 歯ブラシに慣らす。
b : 15か月 ── 就寝前の歯磨きを習慣化させる。
c : 20か月 ── 本人磨きの練習を開始する。
d : 25か月 ── ブクブクうがいの練習を開始する。
正解: b , d
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✕ a
生後7~8か月では、歯ブラシに慣らす練習をする。
〇 b
生後12~18か月では、寝る前の歯磨きを習慣化していく。
✕ c
生後36か月(3歳)ころには、本人磨き(母親が仕上げ磨きを行う)の練習を開始する。
〇 d
生後24か月(2歳)ころには、ブクブクうがいの練習を開始する。
スクロースを原料とするのはどれか。1つ選べ。
a : キシリトール
b : ソルビトール
c : パラチノース
d : アスパルテーム
正解: c
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✕ a
キシリトールは、キシロースから生成される。
✕ b
ソルビトールは、グルコースから生成される。
〇 c
パラチノースはスクロースの異性体で、スクロースから生成される。
✕ d
アスパルテームは、アミノ酸から生成される。
栄養面からの成長評価に用いるのはどれか。
2つ選べ。
a : BMI
b : 精神年齢
c : Kaup指数
d : 第2次性徴年齢
正解: a , c
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〇 a
BMIは、体重(kg)/身長(m)2で算出されるため、栄養面からの成長評価に用いる。
✕ b
精神年齢は、精神発達の評価に用いられる。
〇 c
Kaup指数は、体重(g)/身長(cm)2×10で算出されるため、栄養面からの成長評価に用いる。
✕ d
第2次性徴年齢は、生理的年齢の評価に用いる。

