最近、歯科衛生士を夢見る学生からこんな声を頂きます。
こんな悩みを抱えている学生はいませんか?
歯科衛生士学生の臨床実習って実際は何をするの?
まず、実習の一日の流れについてざっくりお話します!
※場所によっては違うと思いますが、例として書かせていただきます。
■午前
・朝礼や清掃
・滅菌された器具など診療の準備
・アシスタントについて歯科衛生士の仕事の見学
~お昼休憩~
■午後
・引き続きアシスタントや見学
・診療が終了後は器具の滅菌作業、診療室の掃除
■帰宅後
・実習日誌やレポートを書く
※お昼休憩が長いところは、お昼休憩の時に少し実習日誌とレポートを書いている学生もいるそうです!
朝は早く、家に帰ってもレポートや実習日誌を書かなければならないため夜も寝るのが遅くなります...。
なるべく早く書き終えて、寝ることが大事になってきますね。
また、実習中は基本的に立ちっぱなしのため足が限界に感じてしまう日も...。
歯科衛生士学生が実習中に辛いと感じる時は?
第1位 「レポートや日誌」
「毎日の日誌で何を書こうか悩んで辛かった...」
「朝早い電車に乗って、夕方まで実習をして日誌を書いたら、もう夜....」
第2位「積極的に自分から声かけても断られたり、怒られたりしてしまう」
「やります!と声かけても断られてしまう」
「何も教えてくれないのに、何もしないと怒られてしまう」
「何しても邪魔扱いされてしまう....」
「歯科助手の方に怒られてしまいました」
実習先にもよりますが、何をしてても邪魔者扱いされてしまったり、わからないところを聞いても「自分で考えて」と言われてしまうこともあるそうです。
第3位「立ちっぱなしで足がつらい」
「ずっと立ちっぱなしなこと!」
「足が痛くなる」
「立ちっぱなし。これに尽きる」
椅子に座ることはほぼないため、足が浮腫んでしまい腰もとんでもなく痛くなるそうです。
足の浮腫の対策として、最近流行りの足リラックスシートを貼って寝るのをおススメします!
その他の声
「バイトにいけなくて一人暮らしからすると生活が苦しくなる」
「一緒に実習に行ってた子との実力差が目に見える」
「お局の方に目を付けられてしまって、理不尽に怒られたり仕事を押し付けられてしまった」
「患者さんや実習先の人に気を遣う毎日が辛い」
「流行りの感染症になってしまい、実習に行けなかった」
「挨拶しても無視されてしまう」
という意見もありました。
歯科衛生士学生が実習で学んだことは?
第1位 「治療の流れを理解できた」
「治療の流れや器具の名前を覚えることができた!」
「治療や一日の流れがわかった」
「準備物や治療手順、器具の用途がわかった!」
「治療の流れを理解する重要性!」
実習を受けて、治療の手順や準備物、使用器具や用途について学べた!という声が最も多かったです。
第2位「人間関係について」
「人間関係やありがとうと言われる嬉しさ」
「顔にすぐ出さなくなった!」
第3位「自分が将来どの分野につきたいかわかる」
「医院によってレベルや患者層が違うので自分の希望分野の方針が決まる」
「あらためて歯科衛生士のかっこよさを知った!」
実習では辛いこともあると思いますが、学べることも沢山あることがわかります!
中には「全て学べた」という声もありました。
まとめ
今、歯科衛生士を夢見ている方や現・歯科衛生士学生の方。
実習中つらいこともあるとは思いますし、実習がつらくて正直辞めたいと思う方もいると思います。
もし実習を受けて「私、向いてないかも....」と下を向いてしまうこともあるかもしれません。
医院によって色々な方針がありますので、気負いせず「今回の医院は合わなかったなぁ...」くらいの精神で将来の夢に向かって頑張ってください!
実習中であれば、同じ実習中の子と励ましあいながら、実習が終わった後には友達と遊びに行ったり、推しに会いに行ったりと楽しみを入れておくなどしてみるのもいいと思います!
ただ本当に辛いときは無理せず学校の先生や友達に相談しましょう。